昨日は選挙だった。
民主の圧勝で、なんだ変えようと思えば変わるのかと思った。
民主がどうなのかは、兎に角。


それにしてもまだまだ投票率が低い。
これだけ景気が悪いのだから、
80%くらいにはなってもいいと思うのだが。。
会社で選挙の話になって、
三十路の女の人が一度も選挙に行ったことがないと言っていて驚いた。
じゃあ、不況だとか文句を言う権利もないだろ!と思ったが、
そんなことは大人なので言わず、違う話題に流れる。
開票速報を観てやや興奮したのだが、誰とも共感できず。


中上健次の「十九歳の地図」再読。
あまり内容を憶えていなかったのだけど、
文体のリズムの良さに感動する。
近頃は文章のうまい作家の本を読むとかなりときめく。
重たい空気と空虚さに真正面からぶつかっていく。
この本が自分に残らなかったのは、
こういったことから目を背けたかったからだろうと思った。