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昨日、銀座松屋にて、
『時代のアイコン―日本のグラフィックデザイン50年』
グラフィック50年を1展示会場で追いかけてしまうなんて、
あまりに膨大すぎと思ったけど、
ちゃんとポイントを押さえてた気がする。
デザイナーと時代を掘り下げるようなコメントもなかなか良かった。
やはり昭和くさい作品が好きだと思う。
横尾忠則の状況劇場ポスターは何回観ても好き。
柳原良平のトリスCMが流れていてとても良かった。
今ってああいうほろっとくるCM少ない気がする。
50年代の角張った線や簡素化したイラストも好き。
昔の広告は雑でちょっとやぼったいかんじがいい。
それに比べると今は何もかもがすっきりしすぎている。
現代のものだと、イイチコの酒瓶がおそろしく美しかったな。
あれは誰の作品だっけ。
大手ロゴマークは亀倉と永井の作品が多いということに気づいた。
なるほど。
開催期間が一週間と短すぎるのが残念。
けっこう手の込んだ見せ方してるのにもったいない。
http://www.matsuya.com/ginza/art/jidai/wd.html
ところで、
種村季弘さんが亡くなってしまった。
渋沢、唐、土方などあのへんと交流が深い方。
最近本を読んでいたのでとても親近感を抱いていた。
かなしい。