melonmelon2004-09-03


昨日、銀座松屋にて、
『時代のアイコン―日本のグラフィックデザイン50年』


グラフィック50年を1展示会場で追いかけてしまうなんて、
あまりに膨大すぎと思ったけど、
ちゃんとポイントを押さえてた気がする。
デザイナーと時代を掘り下げるようなコメントもなかなか良かった。


やはり昭和くさい作品が好きだと思う。
横尾忠則状況劇場ポスターは何回観ても好き。
柳原良平のトリスCMが流れていてとても良かった。
今ってああいうほろっとくるCM少ない気がする。
50年代の角張った線や簡素化したイラストも好き。
昔の広告は雑でちょっとやぼったいかんじがいい。
それに比べると今は何もかもがすっきりしすぎている。


現代のものだと、イイチコの酒瓶がおそろしく美しかったな。
あれは誰の作品だっけ。
大手ロゴマークは亀倉と永井の作品が多いということに気づいた。
なるほど。


開催期間が一週間と短すぎるのが残念。
けっこう手の込んだ見せ方してるのにもったいない。

http://www.matsuya.com/ginza/art/jidai/wd.html


ところで、
種村季弘さんが亡くなってしまった。
渋沢、唐、土方などあのへんと交流が深い方。
最近本を読んでいたのでとても親近感を抱いていた。
かなしい。

http://www.asahi.com/obituaries/update/0902/001.html