大変ご無沙汰しております。
こちらは変わりなく仕事中心の生活。
夏も終わるし、十五夜だし、早いものだ。


初台のオペラシティに行って、
ICCでやってるローリー・アンダーソン展と、
アートギャラリーでやってる難波田龍起展を観た。


時間の都合から先にICCに行った。
日本仕様のため、
いろいろ日本語で書いてあって伝わりやすかったが、
ちょっと粗雑なかんじがした。
インスタレーションのなかでも、
天井の真ん中から音がでるやつが頭の上に来て良かった。
バイオリンの自動演奏やいろんなとこで寝るシリーズが、
発想としておもしろいと思う。
いろいろ溢れかえっていて、本当にたくさん!の展示。
ローリー・アンダーソンはカッコ良くて、
行動にいたるまでの縮尺を考えた。


次に、難波田さんの展示を観た。
初期の真直ぐな絵画も良かったが、
やはり後期70歳頃の心象風景と思われる世界には凄みがあった。
吸い込まれそうな青は、
自分がやりたかったことに近くて、
はじめて観たときと同じ気持ちになった。
このときの絵画の迫るかんじは他では見られない。


二階には史男さんの展示もあって、
独特のやわらかくて可愛い作品。
色のバランスや線のぼやかし方がとても良い。
本当にもっと続けられたらと思った。