melonmelon2008-05-14


また、マフラーが恋しくなる寒さ。


ジンジャーエール
飲んでる気分になれることに気づいた今日この頃。
たくさんお酒を飲むと、
帰宅後ウツになるという現象があらわれてから、
こういった方法を思いついた。
逆に、ストレスをお酒で発散することもないのだから、
ただ程良く飲めばいいのかもしれない。


よくお会いする学生時代の先輩が、
中国の雲南省にいるようなので心配だ。


ゴールデンウィークに茨城に行って、
佐伯祐三展と宮島達夫展を観てきた。


佐伯祐三展@日動笠間美術館
★★★★★
http://www.nichido-garo.co.jp/museum/exhibition_archive_0803.html


佐伯祐三は明治期後半に活躍した作家で、
30歳の若さで亡くなっている。
作品のほとんどはフランスで描かれていて、
独特の色と勢いのある筆遣いが印象に残る。


まえから好きな作家ではあったけど、
大々的な回顧展は初めて。
建物の作品が良かった。染みる。
どれもこれも染みる。
フランスの絵の具を使っているからなのか、
気候の問題なのか、
色がとてもしっとりしている。
作品が後期になるほどどんどん良くなっているような気がしたので、
若くして亡くなってしまったのが残念だ。


宮島達夫展@水戸芸術館
★★★★
http://www.arttowermito.or.jp/miyajima/miyajimaj.html


水戸芸術館には、
ちょうど椿昇+室井尚による巨大バッタが来ていた。
はじめてちゃんと観た。想像以上に大きかった(写真参照)。


宮島さんの新作は人に数字が入っている写真やドローイングなどで、
よりコンセプチュアルになってきた気がする。
人と数字の関係。
あとは、「HOTO All in you 」という巨大な鏡ばりのオブジェ。
宇宙船か自爆装置みたいなかんじで、すごく迫力があった。
鏡への自分の映りかたがおもしろい。
どっかに常設したらいいのになぁ。


以前からの作品で「Death of Time」という、
暗い部屋にデジタルの数字が点滅しているのが一番好きだった。
東京都現代美術館の常設が好きなように。
暗闇のなかで気が遠くなる。