スタン・ブラッケージ特集の
ブラッケージ・アイズ初日に行きました。


以前BOX東中野でやっていたラヴソングスを見逃し、
ブラッケージははじめて。
プログラム4の『DOG STAR MAN』、
プログラム1の『IN BETWEEN』を鑑賞。


『DOG STAR MAN』は代表作で、断片ノイズの連続でした。
そしてサイレント(なのに音が響くような気がする)。
ストーリー展開が観られ、4まで続きました。
わたしは後半のほうが好きです。


ひとつの映像があまりにも早く次に行ってしまうので、
正直なところ画像を認識する力が働きまくり眠くなりました。
もっと映像に身をまかせるような見方ができれば良かったのですが、
なかなかそこまで恍惚となれなくて残念です。
こういうのは体調や精神状態でずいぶん感じ方が違うように思います。


カットを断片の写真みたいに思って、
その1枚がステキと思うほうが自分には向いているようです。
デザイン的にもとても良いと感じます。
もちろんそういう解釈だけではブラッケージの作品理解はできないんですが。


内容というかその断片の連続から、
生死が生々しく、かつ美しく見えました。


『IN BETWEEN』は初期作品集で、モノクロームでした。
音がありました(その後の作品では削ぎ落としたようです)。
映画的なところから断片の強調に入っていく状態が観られて良かったです。
音があるのも良いと思いましたが、そこでは留まらなかったのですね。


同時企画で展示もしており、
フィルムを拡大した状態で貼ってある展示物はとても美しかったです。
やはり今の自分には動画より静止画のほうが合うと思いました。


次は、30日(日)の19時から、
プログラム13の『NIGHTMUSIC』を観に行こうと思います。


そして、今日はとても晴れていました。
そして、今日のアップリンクはやめておきました。


今聴いてるの。
maher shalal hash baz
『from a summer to another summer』


せめてもマヘルを家で聴いています。
このアルバムはソフトでポップですが何か変です。
そこがいいのです。