こないだギンザ・グラフィック・ギャラリーにて
永井一正ポスター展』を観た。
今の細密のような描き方のまえには、
思い切り抽象。
時代とともに変化していく、
まさにデザイナーだなあと思った。


初期はやはり多少アングラチックなデザイン、
50年代頃のポップな西洋風のデザインなど。
これはこれで良かったが、
永井さんらしさというのはそれほど見られない。
そのあと一気にプログレへ(時代でしょう)。
初期のCGや宇宙的なデザインが、
ブッ飛んでておもしろかった。
しかも、なんかこの人好き放題やりすぎに見える。
そして、富山県の美術館ポスターシリーズ。
(たしか20年くらいやってるって書いてあった。)
抽象の動物がすごくいいときと、
これはちょっとどうなの?って思うときとが極端。
いつのまにか細密に変わってるし。
同じ人の作品とは思えない変遷。
おもしろかった。


銀座で働いてるのになかなかいけないギンザ・グラフィック・ギャラリー。
31日まで。
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/