昨夜、銀座テアトルで『カレル・ゼマン レトロスペクティブ』を観る。
『ホンジークとマジェンガ』1980年/カラー/66分
『水玉の幻想』1948年/カラー/12分
の二本。


最初のは、切り絵のアニメーションで66分。すげー。
どこかセピアがかったような色彩がものすごく綺麗で、
内容も音楽も詩的で美しかった。
ちょっとぎこちない動き方、言葉を抑えた台詞も良くて、
夢中で観た。


二本目はガラス細工のアニメーション。
ガラスの女性が氷の上で踊ったり、ガラスの馬が走ったり、
タンポポ(糸でできている)も氷でダンスする。
すごいなあと思うばかり。
夢の国だった。


どちらも、まさに玉手箱みたいな映画だった。
言葉にできないような魅力。
引きつける力があった。
http://www.cinemabox.com/access_schedule/ginza.shtml