夕方、お会いした。
最近よくいらっしゃる。


先日、ピナ・バウシュが亡くなった。
わたしにとっては突然のことで、
まだ全然、実感がわかない。


ピナの舞台はスケールが大きいと友人が言っていた。
本当にそうだと思う。
作品全体がとても大きくて、響く。
もうあの舞台が観られなくなるかと思うと、本当に残念だ。
観るというよりも、大きい舞台の中に入っていく感覚に近かった。


ここのところ、
いろんなことに興味が持てなくて、少し悩んでいた。
でも、やっぱりダンスは観たいと思う。
ダンスのある人生か、ない人生か。


そんななか、スタジオヴォイスも休刊らしい。
昔は音楽特集のときなどに買っていたけど、
すっかり手に取らなくなっていた。
一生懸命に文化を手に入れようとしている雑誌、
そして読者だったと思う。


流行も文化も変わっていくし、
考え事が多い。